諸々の事情でこの先山に行ける機会がなかなか作れそうになりそうなので、貴重な時間を
貰って山へ。
特に行きたい山もなくどうしようかと思案してたら、莇ヶ岳と弟見山の兄弟峰で
春の訪れを告げる花がもう開花したとか。
「早過ぎだろ！」とツッコミ半分行かなきゃ損といそいそ出掛けてきました。
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情報を聞きつけたハイカーで駐車場は満車で停めれないかもと思ってたらまだ余裕あり。
いつも通り（笑）11時前に入山。
初っ端の急登を辛抱した先からは明るく快適な道が続く。
芽吹き始めた春。
クロモジですか？
莇には沢山咲いてた。
ミツバツツジも山中はまだ蕾だったけど、下山して帰宅途中の道沿いには一気に開花してた。
こちらもフライング気味でしょ。
今回は鎖場に行こう。
ここ数年莇は雪のある時に訪れることがほとんどなので鎖場はご無沙汰。
2の鎖はパス。
短いけどこっちの方が怖い気がする。
3は頑張ろう。
莇の鎖場は本家石鎚山の鎖場にも劣ってないと個人的には思ってるんだけどな。
莇ヶ岳到着。
ちょうど昼時なのに意外と人少ない。
山頂のカタクリもほとんど咲いて賑わってます。
おにぎり一つパクついてお兄さんの弟見山へ。
（莇ヶ岳は別名兄見山）
毛細血管の枝を天に伸ばす。
莇ヶ岳から弟見山のブナに囲まれた縦走路は大好物。
それでも何と5年ぶりか。
年季の入ったブナの根も神々しい。
ドSなアカマツ。
山頂が近づいてくるとカタクリもポツポツ出始めドンドン増えていく。
縦走路唯一の展望所。
右奥の尖ったピークが弟の莇ヶ岳。
うほー圧巻！
山口県でカタクリといえば寂地山だけど、さすがに飽きたというかあちらは稜線沿いに
ずっとカタクリロードが続くんでなかなか前に進めないんだよね。
このぐらいが腹八分でちょうど良い。
とか言って寂地にも行くんだろな（笑）
弟見山到着。
もうちょいカタクリ見納めて。
ここに戻ってお昼。
まるごとソーセージパン。
お金のなかった高校生のころからの大好物。
いつまでも続いてほしい。
この日はもう初夏な陽気。
下山後の唇の荒れが酷いったらない。
莇に戻ってお兄さんを振り返る。
莇の山頂は誰もおらず静かな空間を独り占め。
贅沢な時間、たまらん。
下山は見える稜線ブナ尾根ルートで。
振り返る。
振り返る。
快適な道を山中にひとりきり鼻歌交じりで歩きながら帰った。
凍てつく冬も良いけど、春先の山歩きは格別だ。
この前コロナになったと思ってたらいつの間にかGW前じゃん。
コロナも収まったしいっちょ遠征でも！と行きたいが冒頭書いた通り好き勝手出来る身分じゃ
ござんせんので大人しくするか・・・
