小休憩は?

趣味の登山や自転車、週末の出来事などぶつくさ書きます。

白い雪原輝く伊吹山へ

 

今年の冬は前々から計画していた山に行こうと思ってました。

雪山入門にはちょうど良い滋賀県岐阜県にまたがる伊吹山です。
標高は1377mとそれほど高くはないけど、積雪記録11mという世界記録を持つ豪雪地帯です。
標高と背の高い気が少なく雪原が広がる山容は、僕も冬になると良く行く広島の深入山に雰囲気が似てる感じ。
冬の伊吹山は新加藤文太郎伝(アライゲンガー)にも出て来るしこの時期を狙ってました。夏の伊吹山は花の名山でも有名ですが、百名山の割に余りにもお手軽そうなので、やっぱり冬かなと。

冬山はタイミングが難しく、晴れ続きで雪がないのも面白くないし、かと言って雪が降るタイミングは以ての外だし、やっぱり雪がある程度降った後の晴れマークが目安。そうそう良いタイミングはないだろうと思ってたら、予定してた28日が晴れ予報に!
予定決行する事にしました。

今回も前回の近畿地方の遠征同様夜行バスの旅にする事にしました。しかも、今回は金曜日の夜にバスで移動して、土曜日山登って下山後にまた夜行バスに乗って日曜日の午前中には家に帰る強行軍。

問題はバスで寝れるかどうかでしたが、結果は2晩ともほとんど寝れませんでした。
予想以上に車内が寒くてウトウトしては目が覚めてという状況でした。次回はこの辺の対策を考えないと…
やっぱり夜行バスだと値段も時間も節約出来るから今後も活用していきたいかなと思ってます。

そんな訳で金曜日の夜21時45分の広島発の広島ドリーム2号に乗って出発。
翌朝7時に名古屋駅に到着。
7時32分の東海道本線米原行きの電車に乗って近江長岡駅まで移動。お次は8時45分発の伊吹登山口行きのバスに乗車。
登山口までは15分くらいで着きます。

伊吹山なんともアクセスしやすくて便利でしたが、近江長岡駅周辺や登山口周辺にはコンビニやスーパーなんてものは全然ないのである程度の買い出しは済ませておいた方が良いです。

登山口に到着して諸々準備して9時半に歩き始めました。




最初は樹林帯を歩きますが、この時期はこの辺は雪が溶けてドロドロです。特に下山中は滑るので最後の最後に泥だらけにならないように注意です。


一号目からはようやく雪山登山になるので、アイゼンを装着してこの日は特に日差しが強烈だったのでこの時点で一枚脱いでスタート。
 
グリベルのアイゼンエアーテック・ニューマチック。
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この辺は雪はけっこう締まってました、



青空に白い雪の理想的な雪山歩き!


気持ち良さそうですが、暑くて暑くて!


三号目まで来るとようやく伊吹山の本丸登場!
テンション上がりまくりです!
見るからに最後のエグい登りがキツそう!


この広い雪原がまだまだ広がっていきます。


五号目までちょっと巻いて行ったらそちらは雪がフカフカの多少ラッセル状態で余計な体力を使ってしまった。
五号目からは本格的な登りになるので、軽く行動食採ってから再開しました。


ここからはもうだだっ広い雪原の登り。
傾斜もどんどんキツくなっていきます。




スキーヤーが颯爽とすべり降りて来るのでかっこいい~!
ちなみにこの辺りでサングラスを失くした事に気がついた。あたり一面雪だらけなので目がマジで痛かったが、どうしようもないのね。



ラストの登りキツそう!



後もう少しに見えますが、なかなか進まない!写真じゃあ伝わらないですが、ここまでの急登は初めてぐらいの凄い傾斜で本当に転げ落ちそうな感じでした。


そして、頑張ってようやくコルに到着!


ここからは山頂までなだらかな稜線歩きです。


山頂付近の小屋や売店などは凍りついてました。



そして、13時に伊吹山山頂到着!


ヤマトタケルさんはこの日は凍ってませんでした。


が、伊吹山は風が強いらしくエビだらけでした。


この白い世界は感動しました。


青と白の世界。




これは御嶽山


この辺からはガスり始めて風も出はじめたので凍える寒さになりました。




風紋も綺麗でしたね~


名残惜しいですが、下山開始しました。


コルに戻ると再び良い天気に。


ここからはピッケル使っておりました。
ヒップソリ持って行ったらあっという間に降りれて楽しかったかも。けっこうみなさんそり持ってて羨ましかったです。


あちらに見えるは霊仙山かな?
まだ山名が分からなくて勿体無い…



多少霞んでますが、琵琶湖も肉眼では綺麗に見えてました。
初琵琶湖。


名残惜しく何度も振り返りつつ下山。


伊吹山良い山だったなぁ。
また来たいですね。



計画段階でここまで来て日帰りは勿体無いかな?と思ってもう一座足を延ばす計画でしたが、諸々問題が出て来て今回は伊吹山のみとしました。
その山はこの時期名前の通り白く輝くあの山を間近で見れる山でしたが、登山口側の民宿がこの時期営業してなくて断念しました。
雪の降る時期にいつか行きたいものです。
この前アメトーークで鉄道芸人やってましたが、山登らないと行く事ないローカルな駅も多いので、個人的にはこれからも公共の交通機関を使って遠征して行きたいかなと思います。ローカル線サイコー。
とりあえず冬の伊吹山達成出来て満足です!