小休憩は?

趣味の登山や自転車、週末の出来事などぶつくさ書きます。

ようやく雪山へ~莇ヶ岳~

今週はまたまた最強寒波と最長寒波の影響で寒い日が続きましたが、こうなるといよいよ雪山への憧れが止まらなくなります。

土曜日は子供と2人でお留守番だったので、日曜日くらいは何処かお山に出かけたいなぁと思ってましたが、天気予報がイマイチ。

午後から天気崩れそうなので、それまで何とか雪山気分を味あわせてくれよととりあえず出発しました。

狙いはいつもの十種ヶ峰。

の、つもりでしたが、家の周りは雪の気配は全くでしたが、やっぱり最強寒波は流石というか、すぐさま雪道走行になり、だんだん運転がめんどくさくなってきたので、
手前の莇ヶ岳に予定変更。

ここも県内では豪雪地帯のひとつ。
やっぱり降るところは違うね。
2時間雪道運転して登山口に到着。

莇ヶ岳は春はカタクリに、山頂のブナの原生林、四国にある石鎚山同様にぶっとい鎖場もあってなかなか楽しめるお気に入りの山なのです。

着いた途端に雪が降り始めたので準備運動もそこそこにすぐさま歩き始めた。

石鎚神社も雪景色です。



ほんとの登山口までは車でも行けますが、道路状況が怪しかったので、民家の中にある駐車場に停めて徒歩で林道を30分ばかし歩きます。
軽いウォーミングアップになって良いですね。



登山口に着くと先行者の車が2台ほど。



ここが登山口。



しょっぱなは植林帯の急登を登って行きます。
雪がないとうんざりする登りですが、雪があると気持ち良い登りになるのは何故?



植林帯を抜けると自然林の明るい道になり、雪でも迷う事のないこのルート好きです。



次第に雪もどんどん増えていく。





莇ヶ岳名物の鎖場との分岐に到着しましたが、個人的にはここの鎖場は本場四国の石鎚山の鎖場より怖いと思ってるので、こんな日には以ての外。



ここからは標高も上がってきてガスも出始めてより神秘的に。











午後12時ちょうどに山頂到着。





莇ヶ岳山頂はブナの原生林に覆われてますが、冬枯れした枝にささやかながら霧氷が出来ていてガスと相まって美しい。
この日は風がないのでそこまで寒くないのが幸い。



山頂には避難小屋があるのですが、今まで1度も入った事がない。
ここに至るまでも誰にも会わず、山頂にも人影がなかったのでみなさんこの中にいると思って、初めて入りました。



4人の年配者パーティーが休憩中だったので、ご一緒させてもらいました。
中はあったかくて冬場は助かりますね。
ちなみに中は5人も入ればいっぱいでしょうね。



しばらく休憩して、少しだけ弟見山方面に歩いてみましたが、こちらは動物の足跡しかなかったです。
こちらも霧氷が綺麗だった。









三ノ鎖場まで偵察に行きましたが、こちらは物凄い量の雪で少々怖かった。
鎖場は全く見えないほど雪に埋没してました。
あとあと考えると、ここで雪崩たら断崖まで真っ逆さまだったろうなと、ちょっと迂闊だったかなと。




下山中寒そうに凍る冬芽が目に留まった。
春が来るのを待ち遠しそうにじっと寒さに耐えてましたが、まだまだ春になったら嫌よ。悪いけどもう少し雪で遊ばせてねという思いですね。



14時には登山口に下山しましたが、林道を名残惜しい気持ちで途中ズボズボ埋まりながら帰りました。

やっぱり雪山は楽しいなぁ!そして美しい世界だなぉ!
次もまた雪山行けるかな?