今更ですが、明けましておめでとうございます。(笑)
昨年は新型コロナウィルスで世の中の生活が一変してしまったかつてない年になってしまった。
本来なら東京オリンピックも開催され日本中が活気づいていた年になるはずだった。
一年たっても未だにコロナは落ち着く気配もなく今年もひょっとして暗く沈んだ一年に
なるのだろうか?
ま、先のことを考えても仕方ないのでなるようにしかならないのだろうけど。
さて、年末年始の寒波で雪が積もってるはずと年が明けてから何度も十種ヶ峰に通ってるんだけど、
年末にひいた風邪が長引いていたり、雪が深くて通行止めで辿り着けなかったりとなかなか初登り出来ずにいた。
昨年は記録的な暖冬で西日本も雪がなかなか降らず、結局一度も雪山に登ることはなかった。
しかし、今年は年明けから一級品の寒波がやってきたりとちょっと期待できそう。
ところが、大雪の降った翌週は今度は春並みの陽気に包まれてしまった。
3月並みの気温という事でせっかく積もった雪が融けてしまったんじゃないかと
心配しながら今年3度目の正直ということで、またまた十種ヶ峰にスノーハイクに出かけてきた。
道中道路わきにはまだまだ大量の雪が残ってるんで期待しながら登山口を目指した。
その量を見るといかにこの前の雪が大量に降ったのかが想像できた。
雪道運転は時間がかかる。
11時前に登山口に着いて諸々準備して歩き始めた。
正月はこの堰堤の上でラーメン食べて珈琲飲んで帰っただけ。
おぉ、雪がほとんど融けてる・・・
植林帯からはそこそこの雪が出てきたけど、まだまだこんなもんじゃ満足できないよ。
植林帯を登りきると林道に合流するんだけど、なるべく雪の多いところを歩きたいと適当に歩いてたら、大きく道を外れてしまい雪の深い急な斜面に入ってしまった。
すぐ上の林道に上がれば良いだけなんで、道に迷ったとかではないんだけどなかなか上がることが出来ない・・・
行きつ戻りつ繰り返しながら何とか這い上がれた。
余計な体力使ってしまい、翌日このせいで筋肉痛がハンパなかった・・・
林道から先は毎回雪がどっと増えてくるんで期待しながら進むと、ようやくスノーハイクらしくなってきた。
ただ、雪室がもう硬くなってるんで担いで来たスノーシュー履くほどでもなくつぼ足で登れる。
むぅ、、、モフモフの雪歩きがしたかったんだけどなぁ。。。
そして、上に目をやるとさらに愕然。
山頂にも雪がほとんど残ってない・・・
まじか・・・
しかし、冬の山は静かで良いなぁ。
虫もいないし、きりっとした空気感が気持ち良い。
いつも積雪の目安にしてるドウダンツツジの株が今年はほとんど出ている。
そして、木には全く雪が付いていない。
この前の降雪の重みで折れたのか?
山頂斜面には残ってる部分もありそうだけど・・・
あまり期待しないでおこう。
13時過ぎに山頂到着。
当然貸し切りと思いきゃ雪だるまさんがいらっしゃいました。
風も出始め寒いけど、久々の雪山なのですぐに帰るのはもったいない!
寒いけど、この非日常感がたまらん。
昨年からプライベート(主に仕事だけど)が落ち着かないんで、この時間は自分にとってはとても大切な時間。
これからも時間ある限り続けたい。
ビートたけしの言葉らしいけど、暇な時にやるのは趣味じゃなく、忙しい中でもどうにかして時間作ってでもやる事が本当の趣味だとか。
激しく同感しますね。
自分は若い時から色々あっちこっちと手を出すほど器用ではないけど、没頭できるほどの趣味というものには恵まれている気がする。
音楽であったり、山であったり。
そういった趣味がないと生きていけない。
大げさかもしれないけど。
おぉ~もっと吹雪け!
気持ち良いぞ!
と言ってもいい加減寒いので帰ろう。
さらば十種ヶ峰。
今シーズンもう一回は来たいぞ。
モフモフにしといてね。
次は青空に真っ白い稜線が見たい!
思っていたほどの積雪と雪質ではなかったけど、冷たい空気にとりあえず軽く吹雪いてくれたんで雪山気分には浸れた。
この先果たして寒波が来るのか心配だけど、冬はやっぱり特別な季節だね。
雪景色見ると日本に住んでて良かったと感じてしまう。
雪山遠征も行きたいな!