黒部の山賊～アルプスの怪～

前々から読みたいと思ってた「黒部の山賊」が手に入った。
街ではほとんど手に入らなくて山小屋で売ってあるかぎり。
以前この本の舞台になってる三俣山荘を訪れた際に買おうと思ってたけど、雨に打たれ続け憔悴しきって買う気力を失い手に入れることが出来ず。

今年新たに復刻版が出たんでやっと購入できた。
名著と言われるだけあってあまりの面白さに一気に読んでしまった。

舞台は北アルプスの黒部の最深部の三俣山荘や雲ノ平やカベッケヶ原など以前自分が歩いた場所で読みながら記憶を思い返してみたり。
戦後間もない当時のアルプスの様子も知れて大変興味深く読めた。

あの時きつかった思い出もこの本を読んでるとなんか懐かしくまた歩いてみたくなったな。

特に太郎平から薬師沢に下りるルートはとても良い雰囲気でもう一度訪れたい場所。
次に訪れる時は高天原まで足を延ばして温泉浸かって。

カベッケヶ原ではオコジョには出会ったけどバケモノには出会わなかったけどね？

とにかく面白い！
この機会にどうぞ！