小休憩は?

趣味の登山や自転車、週末の出来事などぶつくさ書きます。

屋久島の森を歩く! 主峰宮之浦岳&永田岳を登る

縦走初日の夜、高塚小屋のテン場はとても静かで風もなく寒くもなく快適に寝る事ができました。

 

早々と寝たため4時ごろ目が覚めてしまい、まだ暗い中トイレに行きふと空を見上げると、木々の合間からたくさんの星が瞬いてました。少し肌寒い中暗い夜空を見上げ

 

「今自分は屋久島の森の中で星を見上げてるんだな~」

 

と思うとなんとも言えない感動が。

 

これが1日早ければ嵐の様な夜で、実際その日の夜は高塚小屋のテン場や淀川のテン場はかなり水没して
大変だったみたい。




そして夜が明け5月2日縦走2日目の開始です!
なんともすがすがしい朝で体調は少し足に疲れがあるくらいでぐっすり寝たおかげで疲労感はなし。

 

僕はこの巨木に囲まれたテン場がかなり気に入ってしまい去りがたかった・・・

 

 

朝7時半に登山スタート!

 

歩き始めからいきなりウォームなしでの急な階段セクションの始まり!
しょっぱなからこれはきつい!しかし徐々に体も目が覚めてきてテンションも上がってくる。

 

しばらく急登を頑張ると気持のいい縦走路に入り、天気の良さもあってこの道はかなり気持ちよかった!

 

 

適度にアップダウンを繰り返しながら高度を上げて行き、第二展望台に到着!
開けた岩場の上でおやつなどの行動食を食べ小休憩。気持ち良い場所だった~

 

目指す宮之浦岳はまだまだ遠い・・・

 

再び歩き始め、稜線に出ると今まで雑誌でしか見たことのなかった景色が!
この世界は感動した~!
どうこの天気!

 

縦走中この日だけは雨に降られたくなかったけど出来過ぎでしょ!?っていうぐらいの天気!

 

しかし今年の冬はほんと寒かったためまだまだ屋久島も雪がのこってました。

 

最高の天気の中、どんどん登って行き最初の目的地主峰宮之浦岳に11時半に到着!

 

山頂は昼時ということもありたくさんの人でごった返してて、座る場所を見つけるのも大変なくらいで
少々げんなりした。
何処を撮っても人だらけで・・・

 

 

次に登る永田岳を眺めながら軽くランチタイム

 

宮之浦岳はあまりの人の多さに少し興ざめな感じで、個人的には永田岳の方が好きなので早々に山頂を
退散。

 

永田岳に向かっていくと人も減り静かに歩けるかと思いきゃこれがなかなか道が悪い!
けっこうな悪路を歩かされやっと永田岳の登り口に着く。

 

 

ここからもかなりの急登できつかった!僕とU君は重い荷物もあり、永田岳が大好きな彼女に完全に
置いてかれきつかった~

 

なんとか辿りついた山頂は絶景!

 

少しガスり始めてたのが惜しいけど、それでも頑張ってここまできた甲斐のある景色でした。

 

永田岳より望む主峰宮之浦岳

 

宮之浦岳は登るより外から見た方がかっこいいね!

 

まだまだゆっくりしてたかったけどガスが出始めているのもあるので寂しいけど山頂をあとにし、
今夜のテン場である鹿之沢小屋へ向かいました。

 

途中、個人的に楽しみにしていたローソク岩を拝む

 

ここからはガンガン下って行き、14時半には鹿之沢小屋に到着!

 

小屋はまだまだ空いてたけどここはまたまたテントを選択。
今夜から雲が出始める予報だったんだけどなんとかもつことを願う。

 

小屋の裏の沢を渡るとなんとも感じの良いテン場が。
高塚小屋も良かったけどここはまた凄い静かでこじんまりとしててすぐに気に入りました。

 

 

すぐさまテントを張り、まだまだ時間も早いのでさっさと夕飯を食べて、お酒を飲みながらまったりと
過ごしました。

 

ここからは昨日高塚小屋でお隣さんだった長野県から登りに来てたMさんも一緒に飲み語らいました。

 

明日は花山歩道を歩くので、少々道がわかりずらい場所もあるという事なんで、一人で来ていたMさんも
ここから行動を共にすることになり、この日は寝るまで色んな話をしながら楽しくすごせました。
ゆったりと流れるこの時間に心癒されてほんとに最高の夜だった~



明日はとうとう下山する日。ここまで最高に楽しく過ごせてるんで最後まで充実した歩きができることを
祈りつつ眠りに落ちていきました。。。

 

次回に続く~。