小休憩は?

趣味の登山や自転車、週末の出来事などぶつくさ書きます。

灼熱の火ノ山連峰

今年は長雨が続いたけど、梅雨が明けてからは本来の夏模様が戻ってきた。
正直毎年思うが、こんなに暑かったっけ?
歳を取ったのかはたまた地球温暖化で夏全開の日はほんと殺人的な暑さ。
絶対昔はこんなに暑くなかったはず。
以上だ。
熱中症で人が亡くなるのがよく分かる。
こんな中で山になんて登る人の気が知れない。

て、登って来ました。
尋常じゃない暑さの日に何を好き好んで低山を。

しかも低山連なる火ノ山連峰を陶ヶ岳から亀山まで縦走トレーニングだと。
結果から言うと無理無理。

こんな日は500m以下の山なんて歩いちゃいかん。
マジで倒れるかと思ったぞ。



この時期快適オアシス車の中からなかなか出る気にならなかったけど、勇気を振り絞っていつも通りの陶ヶ岳登山口より歩き始めた。


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分かっちゃいるけどアツイ…
しかも最初は風が全く通らない道。
ツライ。
10m歩いてもう帰ろうかと思ってしまった。

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何も考えないようにして黙々と足だけ動かして途中の展望広場に到着。
開けた場所に来てもこの日はあんまり風がない。

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ここからいきなりロープを掴みながらの急登。

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すでにバテバテ息も絶え絶えで陶ヶ岳山頂到着。

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火ノ山に向かう縦走路。
今日はここまでとピストンで帰ろうか悩む。

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景色は良いんだが、日差し強烈でゆっくり出来ない。

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ここでもまた勇気をひと握り掴んで縦走路に飛び出す。

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ちょっと前までいた陶ヶ岳を振り返る。
あぁもうこんなに来たら引き返せないじゃないか。

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陶二の岳。
標高252って…そりゃ全く涼しくならない訳だね。

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きららドーム方面。

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あと少しの距離でも果てしなく感じる。

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暑さでバテバテで足が上がらなくなってきた。
マジでキツい。
登山道の熱気が凄まじく本当に火ノ山という名にふさわしい日だ。
なんでここ選んだ?

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ようやく火ノ山のピークが!

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命からがら辿り着いた。

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でも303mなのでちっとも涼しくならない。

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いつもランチする展望岩もこの日は全く快適じゃない。
風もないので、動かなくても汗が止めどなく溢れる。

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目指す亀山方面。
もうギブアップ。
これ以上進んだらマジでやばい。
ここで終了決定。

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いつもは熱いラーメン食べるけど、この日は冷やしぶっかけうどんにして大正解!
良かったこれ選んで。
ラーメン何て絶対食べられない。
しばらくしたら後続の方が来られてしばし山談義。
少しだけ暑さも和らぐ。

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さ、後は無事に下山するだけ!

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しかし、標高下げればさらに気温上がるわけで過酷な状況には変わらない。
あー早く車まで辿り着かなければ!

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ラストの照り返し半端ないアスファルト歩きも何とかクリアしてオアシスの車まで帰ったけど、もうグッタリですわ。発火寸前の体が冷えるまでゆっくりして帰った。

よく考えたら山口市辺りは県内でも夏の気温が高い方だった。はっきり言って選択ミス。
無事歩けてトレーニングになった!って喜べる山行ではありません。
夏に登る山はよくよく考えて選びましょう。
ほんとヤバいから。



灼熱の火ノ山連峰