カタクリはまだかと寂地峡へ

この週末は春の嵐とかで天気予報は良くないみたい。
今日は午後から子供のお守りをしなくちゃならないので、午前だけなら動けそう。
時間も限られてるので、またまた琴石山に朝駆けしようかと思ったけど、この時期はやっぱりあの山と花が気になる。
寂地山のカタクリだ。

例年ならまだ少し早い時期だが今年は何もかも動きが早い。
たぶんもう咲いてるのではないか？
そんな曖昧な予感で行ってみる事にした。

昼の13時までに帰るためには登山口を最低11時には出ないとならないので、早朝5時に家を出た。
登山口には7時に着いたが、ここで熊鈴と食事の買い出しを忘れてた事に気が付いた。
朝ごはんも抜きで家を飛び出したので、空きっ腹だし、熊怖いし…駐車場には僕の車のみ…

撤退か…

と、一瞬よぎったけど長い時間の登山じゃないし、道中は独り言でも喋りながら歩こうと覚悟は決まった。

7時半に歩き始めた。

今日は時間ないんで寂地峡ルートでミノコシ峠までピストンの予定。

五竜の滝を眺めながら急登をいきなり登る。

木馬トンネルを抜けると、いつもなら新緑の世界が始まるのだが、今日はいつもより早めなのでそんなにな期待してない。

予想通りまだまだ早いみたいね。

ねじりん棒。

この道は沢沿いの広い空間を登って行くので、とにかく気持ち良い。

大好きなコースなんです。

ただ、天気がなかなか回復せず、霧雨が降り始めた。

ミノコシ峠に到着してお目当てのカタクリちゃんを探すとかなりの数の蕾が出てるけど、一輪たりとも開いてない…

この天気だし分かっちゃあいた事だけど、ここまで全滅だとは…
手もかじかむ寒さに惨めな気持ちに…
というのは嘘でカタクリはおまけみたいなもので、僕はこの時期のこのルートが本当に好きで、天気悪い時に初めて歩いたけど天気悪くてもやっぱり気持ち良い！
綺麗な沢に綺麗な自然林に僕が山に求める殆どがあるこの道はマジで癒される。
ホントはもっとゆっくり歩きたかったけど、ケツカッチンなもので仕方ない。

この道下山に使うのは初めてだけど、登りと違って新鮮な目線で歩けて、新たな発見もあって楽しかったー

下山後には空腹堪らずカップラーメンガッつき帰路に着いた。
帰りの道中は天気回復して、早朝の薄暗さでは気づかなかった新緑の美しさの中快適ドライブ出来てこれまた気持ち良かった。

冬が終わるのは寂しいと思ってたけど、木々が芽吹き始めるこの季節はやっぱり堪え難い美しさに溢れてるね。
自然のパワーを感じる時期です。

帰宅後は子供と実家に行って、子供預けて献血へ。

身体に良い休日でした。