6月という月は毎年ソワソワしてしまう。
なぜかというと、あの花ミヤマキリシマが九州の山々を彩る季節だからだ。
その中でも九重連山はミヤマキリシマのメッカの場所。
今までもミヤマキリシマ目当てで九重に遠征してきて、日帰りや坊ガツルでテント泊したりとシチュエーションを変えつつ訪れてきた。
しかし、2012年に訪れた九重連山の中でもNo.1の名所である平治岳での満開の、それもまさしく天空の花園と言って過言ないほどのピンク色に染まった景色を見てしまってからは、少々お腹いっぱい気味になってしまったのは嘘ではない。
それからはあえてピーク時には行かず、少し遅めの時期に訪れささやかなミヤマキリシマを楽しんできた。
人間何事もほどほどが良いのです。
と最近まで思ってきたが、今年は周りがやたらと騒がしくて久々に心がざわついてまたあのピンクの絨毯が見たいと思ってきた。
禁断症状の始まりです。
毎年ミヤマキリシマのベストシーズンは6月の第何週だ?とアンテナ張ってたけど、今年は第2週だ!と狙いを定めて坊ガツルでテント泊予定で虎視眈々とその時を待っていた。
が、先週末は早々と雨予報が出てて、天候回復の兆しもないようなので、諦めてしまっていた。
が、蓋を開けて見たら天気は思ったほど崩れず、結果的には行けてたじゃないか!という痛恨の判断ミス…
ま、良いのさ。今までじゅうぶんたんのうしたんだからと不貞寝する始末。
また来年さと気持ち切り替えたつもりが、やっぱり1度火の付いた気持ちは抑えきれず、土曜日は仕事のため日曜日日帰り弾丸ツアーで九重を訪れる事にした。
諦め悪くてごめんなさい。
そういうわけで先週末の土曜日に仕事終わってそのまま九重まで車走らせ、登山口で車中泊して次の日アタック決行です。
行程は色々候補あるけど、朝起きて決めるという出たとこ勝負で行く事にする。
今回はいつもの単独行ではなく、登山2回目の会社の後輩を引き連れて行きました。
++++++++++++++++++++++++++
土曜日仕事終わってすぐさま車走らせ、夜23時に長者原登山口に到着。いっぱいやってから就寝。
++++++++++++++++++++++++++
空けて日曜日。
早朝5時に起きてすぐさま牧ノ戸峠に移動。駐車場はほとんどいっぱいだったけど、さすがにこの時間は空いてる場所もあって無事に駐車出来た。
前の晩考えてて、そう言えば牧ノ戸峠から入山したのはかれこれ7年前以来。
こちらからは九重連山らしい景色も拝めるので初めての後輩にはオススメだし、ミヤマキリシマのシーズンに訪れるのも久々。
どの山を巡るかはミヤマキリシマの状態を見ながら歩きながら考える事にした。
ちゃちゃっと準備して6時に歩き始めた。
山々はまだ起き始めたところみたいで、朝靄に包まれてて、お目当てのミヤマキリシマの状態はよく分からない。
朝イチは調子出ないので黙々と歩く。
そのうち登山道沿いにもミヤマちゃんがポツリポツリ現れ始めた。
おや⁉
おやおや⁉
平治岳ともう一つの名所の扇ヶ鼻のミヤマキリシマもまだまだ元気そう!
ここを訪れるのも奥さんと登った2011年ぶり。
あの年のミヤマキリシマは良くなかっからなぁ。
今年は例年に比べて花が長く楽しめると聞いていたけど、まだまだフレッシュじゃん!
写真撮ったり景色を眺めたりとなかなか進まなかったけど、7時半に扇ヶ鼻に到着。
山頂に着いてからは周りの景色もドンドンガスが増えていき眺望良くないのでそそくさと次の日場所へ。
いやーやっぱりミヤマキリシマ良いね👍
この時期にしか見れないこの景色はやっぱり見るべきだね!いちいちグダグダ言わずに来るべし!だね。(^^;;
はぁ~溜め息が出ますね。
平治岳には及ばないかもだけど、こちらも全然綺麗だ。
次に目指すは九重連山主峰の久住山。
西千里ヶ浜を歩いてると見えて来るその鋭鋒はやっぱり存在感あるね。
星生崎の岩場に点在するミヤマもたくましさを感じて良い雰囲気。
目指す頂!
久住山も紅が被さる。
空池の向こうに見えるは九州本土最高峰の中岳と天狗ヶ城の釣り尾根。
9時に久住山到着!
この日登山2回目の後輩君も頑張ってます!
ここで小休憩。
カレーパンでエネルギーチャージ。
至福の時を過ごす…
あまりに気持ち良く長めの休憩を取った為、満足して下山しそうになりましたが、心を奮い立たせ(笑)中岳方面に再び歩き始める。
御池でランチの予定だったけど、まだ10時だし、さっき食べたしで先に中岳を目指す。
池に映った逆さミヤマが良いね👍
中岳。
天狗ヶ城。
どちらも特徴のないピークなので写真だけじゃどっちがどっちか分からなくなる(笑)
坊ガツル方面はガスってて眺望悪し。
中岳到着!
すぐさま天狗ヶ城に向かう。
中岳を振り返る。
ミヤマキリシマ越しに御池を見下ろす。
天狗ヶ城到着!
ここからはミヤマキリシマの花園の向こうに硫黄山の殺伐とした世界の対比が印象的。
ランチは蕎麦。
暑い季節には最適で美味しかった!
けど、山の鉄則で持ってきた物は持ち帰らないといけないという事で麺つゆを飲み干さないといけないという誤算が…
ランチ後はもうひと頑張りで星生山を目指す。
ここからの景色も7年ぶりだもんなぁ。
目指すラストピークまでもう少し!
星生山の斜面もミヤマキリシマがまだまだフレッシュでかなり綺麗だった。
三俣山のミヤマキリシマがちょうど綺麗という情報だったので最初は三俣山に行くつもりだったけど、あそこに行くと他の山への移動がなかなか難しくなるので今回はこちらを選んだのでした。
最後の岩場を超えて。
この日最後のピーク星生山に到着!
後輩君もよくぞここまで頑張ってくれました^_^
あとは下るだけだかんね!
名残惜しい…
午後14時半無事に下山完了❗
8時間半の登山でしたが、心配してた後輩君も楽しめたみたいで良かった。
久々のミヤマキリシマシーズンインだったけど、やっぱりこの時期にこだわるべきだなと改めて痛感しました。
この景色はやっぱり見るべきだね。
年々株が減っていってるみたいだけど、この場所しか見れない圧巻の景色をいつまでも見ていきたいと思った山行でした
なぜかというと、あの花ミヤマキリシマが九州の山々を彩る季節だからだ。
その中でも九重連山はミヤマキリシマのメッカの場所。
今までもミヤマキリシマ目当てで九重に遠征してきて、日帰りや坊ガツルでテント泊したりとシチュエーションを変えつつ訪れてきた。
しかし、2012年に訪れた九重連山の中でもNo.1の名所である平治岳での満開の、それもまさしく天空の花園と言って過言ないほどのピンク色に染まった景色を見てしまってからは、少々お腹いっぱい気味になってしまったのは嘘ではない。
それからはあえてピーク時には行かず、少し遅めの時期に訪れささやかなミヤマキリシマを楽しんできた。
人間何事もほどほどが良いのです。
と最近まで思ってきたが、今年は周りがやたらと騒がしくて久々に心がざわついてまたあのピンクの絨毯が見たいと思ってきた。
禁断症状の始まりです。
毎年ミヤマキリシマのベストシーズンは6月の第何週だ?とアンテナ張ってたけど、今年は第2週だ!と狙いを定めて坊ガツルでテント泊予定で虎視眈々とその時を待っていた。
が、先週末は早々と雨予報が出てて、天候回復の兆しもないようなので、諦めてしまっていた。
が、蓋を開けて見たら天気は思ったほど崩れず、結果的には行けてたじゃないか!という痛恨の判断ミス…
ま、良いのさ。今までじゅうぶんたんのうしたんだからと不貞寝する始末。
また来年さと気持ち切り替えたつもりが、やっぱり1度火の付いた気持ちは抑えきれず、土曜日は仕事のため日曜日日帰り弾丸ツアーで九重を訪れる事にした。
諦め悪くてごめんなさい。
そういうわけで先週末の土曜日に仕事終わってそのまま九重まで車走らせ、登山口で車中泊して次の日アタック決行です。
行程は色々候補あるけど、朝起きて決めるという出たとこ勝負で行く事にする。
今回はいつもの単独行ではなく、登山2回目の会社の後輩を引き連れて行きました。
++++++++++++++++++++++++++
土曜日仕事終わってすぐさま車走らせ、夜23時に長者原登山口に到着。いっぱいやってから就寝。
++++++++++++++++++++++++++
空けて日曜日。
早朝5時に起きてすぐさま牧ノ戸峠に移動。駐車場はほとんどいっぱいだったけど、さすがにこの時間は空いてる場所もあって無事に駐車出来た。
前の晩考えてて、そう言えば牧ノ戸峠から入山したのはかれこれ7年前以来。
こちらからは九重連山らしい景色も拝めるので初めての後輩にはオススメだし、ミヤマキリシマのシーズンに訪れるのも久々。
どの山を巡るかはミヤマキリシマの状態を見ながら歩きながら考える事にした。
ちゃちゃっと準備して6時に歩き始めた。
山々はまだ起き始めたところみたいで、朝靄に包まれてて、お目当てのミヤマキリシマの状態はよく分からない。
朝イチは調子出ないので黙々と歩く。
そのうち登山道沿いにもミヤマちゃんがポツリポツリ現れ始めた。
おや⁉
おやおや⁉
平治岳ともう一つの名所の扇ヶ鼻のミヤマキリシマもまだまだ元気そう!
ここを訪れるのも奥さんと登った2011年ぶり。
あの年のミヤマキリシマは良くなかっからなぁ。
今年は例年に比べて花が長く楽しめると聞いていたけど、まだまだフレッシュじゃん!
写真撮ったり景色を眺めたりとなかなか進まなかったけど、7時半に扇ヶ鼻に到着。
山頂に着いてからは周りの景色もドンドンガスが増えていき眺望良くないのでそそくさと次の日場所へ。
いやーやっぱりミヤマキリシマ良いね👍
この時期にしか見れないこの景色はやっぱり見るべきだね!いちいちグダグダ言わずに来るべし!だね。(^^;;
はぁ~溜め息が出ますね。
平治岳には及ばないかもだけど、こちらも全然綺麗だ。
次に目指すは九重連山主峰の久住山。
西千里ヶ浜を歩いてると見えて来るその鋭鋒はやっぱり存在感あるね。
星生崎の岩場に点在するミヤマもたくましさを感じて良い雰囲気。
目指す頂!
久住山も紅が被さる。
空池の向こうに見えるは九州本土最高峰の中岳と天狗ヶ城の釣り尾根。
9時に久住山到着!
この日登山2回目の後輩君も頑張ってます!
ここで小休憩。
カレーパンでエネルギーチャージ。
至福の時を過ごす…
あまりに気持ち良く長めの休憩を取った為、満足して下山しそうになりましたが、心を奮い立たせ(笑)中岳方面に再び歩き始める。
御池でランチの予定だったけど、まだ10時だし、さっき食べたしで先に中岳を目指す。
池に映った逆さミヤマが良いね👍
中岳。
天狗ヶ城。
どちらも特徴のないピークなので写真だけじゃどっちがどっちか分からなくなる(笑)
坊ガツル方面はガスってて眺望悪し。
中岳到着!
すぐさま天狗ヶ城に向かう。
中岳を振り返る。
ミヤマキリシマ越しに御池を見下ろす。
天狗ヶ城到着!
ここからはミヤマキリシマの花園の向こうに硫黄山の殺伐とした世界の対比が印象的。
ランチは蕎麦。
暑い季節には最適で美味しかった!
けど、山の鉄則で持ってきた物は持ち帰らないといけないという事で麺つゆを飲み干さないといけないという誤算が…
ランチ後はもうひと頑張りで星生山を目指す。
ここからの景色も7年ぶりだもんなぁ。
目指すラストピークまでもう少し!
星生山の斜面もミヤマキリシマがまだまだフレッシュでかなり綺麗だった。
三俣山のミヤマキリシマがちょうど綺麗という情報だったので最初は三俣山に行くつもりだったけど、あそこに行くと他の山への移動がなかなか難しくなるので今回はこちらを選んだのでした。
最後の岩場を超えて。
この日最後のピーク星生山に到着!
後輩君もよくぞここまで頑張ってくれました^_^
あとは下るだけだかんね!
名残惜しい…
午後14時半無事に下山完了❗
8時間半の登山でしたが、心配してた後輩君も楽しめたみたいで良かった。
久々のミヤマキリシマシーズンインだったけど、やっぱりこの時期にこだわるべきだなと改めて痛感しました。
この景色はやっぱり見るべきだね。
年々株が減っていってるみたいだけど、この場所しか見れない圧巻の景色をいつまでも見ていきたいと思った山行でした