小休憩は?

趣味の登山や自転車、週末の出来事などぶつくさ書きます。

解除前の琴石山と解除後の莇ヶ岳

とんとご無沙汰になってしまった。
緊急事態宣言で自粛ムード一色になってしまい何処にも遊びに行けない、遊びに行くと後ろめたい、誰かに見はられてるような気がして
出かける気にもなれない。
そんな時間をずっと過ごしてるとブログを書く時間もじゅうぶんあるのにめんどくさくなってしまい、いつのまにやらこんなにも時間がかかってしまった。
ようやく宣言も解除されて、徐々に生活が戻ってきてるという実感もあるけどまだまだ県外移動には早いのかもね。
そろそろ九州のミヤマキリシマも開花が始まったころだけど、とてもじゃないけど行けないだろね。
北九州市も第2波だとか言われてるし、南アルプスの山小屋や富士山の山小屋も今期の営業は中止になったし、山を巡る状況もこれまでとは変わっていく状況になるのだろうね。
想像が付かない。
山小屋どころか山に入ること自体に予約がいるようになったりして・・・
ま、なんだかんだ言ってても仕方ないので状況を見守るしかないね。



そんなわけで、ひと月チョイ前の琴石山山行もすでに記憶が薄れつつあるけど、思い出しながら・・・記録せねば。
4月の終わりに人目を避けて裏山の琴石山に夕方一人で登って来た。

前回登った時にはお花見シーズンでまだ緊急事態宣言も発令されてなかったので、まだお気楽ムードだったんだけど、少しの間にずいぶん世の中の雰囲気も変わってしまった。
しかし、山の中は世間の事情とは違っていつも通りの四季を刻んでおります。
前回よりも緑が綺麗になって来たし、気持の良い気候になってきてた。

前回登った時に勝手にダイレクト尾根と名付けた新ルートは修験ルートと標識が付いておりました。
この話は後程詳しく。

八重桜?

あと少しで山頂と思いながら登ってると、目にも鮮やかな景色が飛び込んできた。

赤とピンクのツツジの群落が!
こここんなにツツジが咲き乱れてたっけ?
今までもこの時期に訪れたことはあったはずなんだがこんな景色は記憶にない。

山頂に登着して周防大島を望む方面にも真っ赤なツツジの株が。
絵になるなぁ。

いやぁなんと綺麗な。

山頂の山梨も満開。

夕陽はボチボチ位置が悪くなってきてて見えずらいね。

前回の新ルートと言い、今回のツツジの群落と言いまだまだ琴石山は新しい景色に出会えるな。

そして、薄暗くなった登山道を下山して麓の民家の前を歩いてたら、年配の方に話しかけられて話をするうちにこの方が琴石山の登山道を管理されてる琴石山グリーン村という団体の代表の方という事が分かった。新ルートの開拓も山中にあるハックルの家を作られてるのもその団体の方たちらしいことも。
その後事務所に上がってコーヒー御馳走になりながら、これからの新ルート開拓の話など興味深い話も聞けて楽しい時間を過ごせた。
良ければ一緒にやりましょうという話も頂けたので、機会あれば参加したいな。




令和2年5月24日

長い自粛が解けて約ひと月ぶりに宣言解除になったので、もう居ても立っても居られないでとりあえず県内の山に登りたいと思い、ワヤさんに声をかけると莇ヶ岳に登りたいとの事。
僕も出来れば新緑の美しい山の登りたいと考えてたので、ではいざ莇へ!

そんなに急がなくても莇はさくっと登れてしまうのに、久々で浮足立ってたのか(笑)朝7時に出発し登山口を9じに歩き始めた。

新緑が眩しい!

いやぁたまらん!

綺麗すぎるし気持ち良い!

そして鎖場の分岐に到着。
今日は登るよ。

二の鎖は多少オーバーハングして怖いのでパス。

お目当ての三の鎖は登ります。

ワヤさんガンバ!

この日は岩もカラカラに乾いて登りやすかった。

後ろが開けてるので登ってる最中に見ると足がすくむ。

後ろの山々も新緑で綺麗だった。
はぁ癒される。

莇ヶ岳山頂着。

莇は山を始めて間もないころに登った思い出の山でその時見た山頂からの山、山、山、な景色に感動したのを今でも覚えてる。
そして今登ってもその気持ちは薄れてない。
自分は山がやっぱり好きだなぁという事を再認識出来た。
コロナで自粛期間を過ごす中少しづつ山への興味も薄れてきてるのかな?とか思い始めてたこともあったので今回莇ヶ岳に登ることが出来て良かった。

帰りは新道で。

帰りも青空とフレッシュグリーンな景色に癒されっぱなしだった。






この週末は家の庭でキャンプ&BBQも出来て、子供も初めてのテント泊だったけど朝まで爆睡して楽しんでくれたみたいで良かった。
お次は何処かのキャンプ場もしくは山中泊だな!
このまま以前の生活に戻って行ってくれることを願う。


莇ヶ岳で鎖場を堪能