- 徳沢の夜は寝始めはそんなに寒くなかったけど、明け方はやはり寒くて目が覚めた時にウォームアップ用のシュラフカバーを追加して再び眠りについた。
- 本谷橋までやってきた。
- なんとかかんとか涸沢には12時前に到着!
2019年5月2日
周りの人達も起き出した5時過ぎにテントから顔を出した。
良い天気!
夜中にトイレに起きた時はまだガス雨が降ってて心配してたんだけど。
この日は涸沢に上がるのみ。
元気あればこの日のうちに北穂に登ろうかとも思ってたけども、後の行動はテント張ってからまた考えようって感じ。
7時半に涸沢目指して歩き始めた。
まず最初のチェックポイントの横尾に到着。
ここが槍ヶ岳と涸沢に向かう分岐点。
ここから真っ直ぐ道なりに進めば槍ヶ岳。
左手の橋を渡れば涸沢へ。
この時期は涸沢へ向かう人が大半でしょう。
横尾に着いたと同時にで再び雨が降り始めてて、またレインウェア着るの嫌だなぁとこの後の行程を悩む。
雨は止まないけどとりあえず出発。
この橋を渡るのも6年ぶり。
前回は槍ヶ岳から下りてきて、その勢いのまま涸沢を目指そうとしたけど、途中で心折れて上高地に下ったのでした…
横尾からはらすぐに雪山歩きになったけど、しばらくはノーアイゼンで進む。
雨はしばらくすると止んで良い天気になってきた。
屏風岩が見えてきた。
ここらで流石にアイゼンを装着。
北穂が見えてきた!
さすが山頂は真っ白!
この時期登山道はまだまだ冬の装いで木々の葉も少ないので屏風岩もなかなかの迫力!
本谷橋までやってきた。
今はまだ雪に覆われてるため橋はもちろんかかってない。
ここから先は夏道ではなく横尾本谷を登って行く。
みなさんここで一息入れてこの先涸沢までひたすら登っていく為エネルギー補給。
ジワジワ高度を稼いで行く。
前穂が見えてきた!
ここからは前を見ないで少しづつ少しづつ涸沢に向かって歩を進めていく。
トレース外すと腐った雪に足を取られるのでなるべく踏み跡沿いに歩くけど、前の人がスローだと抜くに抜けず余計に体力使う。
ここからが長い。
屏風岩を振り返る。
懐かしの賽の河原。
約6年半前ここで奥さんと写真撮ったりしながら過ごしたのも良い思い出。
遠い…
涸沢ヒュッテが見えてからが長い…
歩いても歩いても近づかない感じ。
なんとかかんとか涸沢には12時前に到着!
疲れた!
すでにテント村が出来上がってる。
けっこうバテバテで到着したけど、着いてすぐにテント設営。テント張る場所見つけてすぐさま雪を掘りまくる!テントがほぼ埋まる高さまで掘って風除けのための雪の壁を作る。
涸沢小屋。
テント張ったらもうすでに14時近く。
とても北穂に登る元気なし!
この日はもうまったりこの絶景のテント場で過ごすのだ!
けっこう雪崩れてるな…
少し前にザイテングラートの上部で雪崩があったみたいで、この時期はザイテングラートの左側のあずき沢を登るのが通常だけど、下から見てるとどうやら雪崩を避けて右側を巻いて登ってるみたい。
まだまだ続々と登ってきます。
この日は穂高の上空を彩雲がひっきりなしに流れてなんと幻想的な事か…
分かりやすい看板。