先週末は前回の予告通り四国の石鎚山系縦走に出かけるつもりだった。
結果は…
やっぱり中止。
直前まで天気思わしくなく、泣く泣く中止。そしたら天気回復。
なんやねん。
そして途方にくれる。
ここ最近のお決まりのパターンんね。
ま、またいつかリベンジだね。
そんな訳で休日の予定なくなってしまってどうしようかと悩んだけど、せっかくだから何処かの山には行きたい。
天気とにらめっこしながら決めた行き先は鳥取の大山。
同じ中国地方に住みながら前回訪れたのはなんと8年前。
百名山でもあり中国地方を代表する名山。
前回は奥さんと訪れて下山キャンプ場にテントを張って、御来光を見ようと夜中3時に歩き始めた。歩き始めは星空輝く夜空だったけど、山頂に着く頃には雨。
正直登山道は階段続きで退屈な印象しか残らず展望も得られなかったため、非常に悪い印象になってしまった。
そのせいか次来る時は雪の時だとか色々シチュエーション考えてたらこんなに時間が経ってしまった。
そういう訳でそんなにワクワクする訳でもなく登山口に向かった。
高速走らせて大山の姿が見えて来るとそんな想いはあっという間に変わった。
ザ、山。
という山容に心躍らない訳ないじゃない。
まさに伯耆富士。
前回と同じ下山キャンプ場にインして車中泊。
着いて寒さにびっくり。
すぐにダウン着込んだ。
外で椅子出してテキトーに晩酌して就寝。
++++++++++++++++++
翌朝5時に起きて外に出てみると晴れ予報は何処へやらの曇り空。
どういう事?
天気予報確認すると晴れ予報から曇り予報に変わってた。
変わりすぎだろ天気予報!
まぁ、今更天気とケンカしてもしょうがないので身支度整え6時半に歩き始めた。
下山キャンプ場のすぐそばに夏山登山道の入り口があります。
まだまだ薄暗い登山道をゆっくり登る。
すぐにブナに覆われた美しい森に入る。
前回は夜中だったし、イマイチこの山の美しさに気付かなかったけど、さすが西日本最大のブナの原生林と言われるだけのことはある。
今回は堪能出来ました。
登山道はあいかわらず木の木段が続くけど、今回は全然苦にならない。
これでも一応前回登ってから8年余り色々経験積んだからかね?
むしろ楽しめてる自分がいた。
紅葉にはまだまだ早いとおもってたけど、チラホラと色づき始めた木々も出てきた。
のんびり登って5合目。
赤く色づいた小さい秋達。
そして6合目。
6合目には避難小屋(と言っても押入れぐらいの広さしかないのだが…)があって、携帯トイレブースもあり休憩にちょうどいい場所。
しかし、天気は相変わらず真っ白のガス模様。
ここで、しばらく休憩を取ることに。
というのも、昨年四国の東赤石山で知り合った岡山の女性Hさんと待ち合わせてたので。
Hさんとはその後も登山情報交換しあってたのだけど、今回の四国縦走の情報も色々聞いてて、中止にして大山に向かっていると連絡したら、ちょうど彼女も大山に行くつもりだったと。
到着してしばらく待つと登って来られたので、ここからは行動を共にします。
Hさんはこの3日後に後立山連峰の五竜岳に行くらしく、足慣らしに大山に登ることにしたらしいです。
彼女は雪の大山や雪の石鎚にも登ってるので、今度は雪の日の大山に案内してもらおうかな。
山頂周辺は木道歩き。
この木道地味にダルいんだけど、おしゃべりしてたらいつのまにか山頂小屋に到着してた。
小屋で荷物デポして山頂までひと歩き。
しかし、またもや真っ白の山頂。
もはや山頂の景色ではお約束になってきたな…
このままガスが晴れるのを待ってても寒いだけだし、焦って下りる必要もないので小屋に戻って昼食にする事にした。
山頂間近に小屋があるのは助かるね。
昼食後もう一度山頂に戻ると相変わらずガスに包まれてたけど、たまに明るくなりそうな気配が出てきた。
そして、しばらく待ってると剣ヶ峰方面の景色が現れてきた!
これはナイスなシチュエーション。
いやぁかっこいいね!
山頂はここ弥山という事になってるんどけど、最高点はあの先の剣ヶ峰。
ここから先は登山道が崩壊して切れ落ちた稜線が続くので立ち入り禁止になってる。
しかし、自己責任でロープ越えて行く人はけっこういる。
うーん、その気持ち分からんでもないな。
やっぱりあの稜線見たら歩きたくなるもんな。
という訳で、ロープ越えて少しだけ近づいてみた。
うぅ…行ってみたい。
行けなくはないけど、やっぱり行くにしてもそれなりに心づもりを持って行かないとな。また次回だな。
弥山に戻る。
この後またガスに包まれたけど、なかなか良いもの見れた。
下山は石室を廻って帰る事に。
天然記念物のダイセンキャラボクの実。
なんかプラスチックの作り物に見えるけど触ったらプニプニ柔らかかった。
下山中は溜まってたガスも取れて視界良好。大山の広大な風景を満喫出来た。
そして北壁と三鈷峰の姿が!
今度はユートピアルートを歩きたいなぁ。
下山は行者谷ルート、元谷方面へ。
ここから北壁がドーン!見えれるはずだったが…
このルートは夏山登山道と違って巨木が沢山あって、個人的にかなり好み。
ユートピアルートへはこの森を登って行く。
そして、大山寺に到着して下山完了。
温泉に入って帰るというHさんと別れ帰路に着いた。
8年ぶりに訪れた大山。
なんでこんなに時間が経ってしまったのか?というぐらいに素晴らしい山だと気付いた山行だった。
青空には恵まれなかったけど、楽しく歩けたし何と言っても剣ヶ峰のあの高貴な姿に魅了された。
剣ヶ峰だけでなく、槍ヶ峰やなど魅力あるピークが沢山あるのでいつか歩いてみたいし、大山の周りの烏ヶ山とかも登ってみたいし、いつか鳥取の山々を歩いてみたいなと思う山行でした。
結果は…
やっぱり中止。
直前まで天気思わしくなく、泣く泣く中止。そしたら天気回復。
なんやねん。
そして途方にくれる。
ここ最近のお決まりのパターンんね。
ま、またいつかリベンジだね。
そんな訳で休日の予定なくなってしまってどうしようかと悩んだけど、せっかくだから何処かの山には行きたい。
天気とにらめっこしながら決めた行き先は鳥取の大山。
同じ中国地方に住みながら前回訪れたのはなんと8年前。
百名山でもあり中国地方を代表する名山。
前回は奥さんと訪れて下山キャンプ場にテントを張って、御来光を見ようと夜中3時に歩き始めた。歩き始めは星空輝く夜空だったけど、山頂に着く頃には雨。
正直登山道は階段続きで退屈な印象しか残らず展望も得られなかったため、非常に悪い印象になってしまった。
そのせいか次来る時は雪の時だとか色々シチュエーション考えてたらこんなに時間が経ってしまった。
そういう訳でそんなにワクワクする訳でもなく登山口に向かった。
高速走らせて大山の姿が見えて来るとそんな想いはあっという間に変わった。
ザ、山。
という山容に心躍らない訳ないじゃない。
まさに伯耆富士。
前回と同じ下山キャンプ場にインして車中泊。
着いて寒さにびっくり。
すぐにダウン着込んだ。
外で椅子出してテキトーに晩酌して就寝。
++++++++++++++++++
翌朝5時に起きて外に出てみると晴れ予報は何処へやらの曇り空。
どういう事?
天気予報確認すると晴れ予報から曇り予報に変わってた。
変わりすぎだろ天気予報!
まぁ、今更天気とケンカしてもしょうがないので身支度整え6時半に歩き始めた。
下山キャンプ場のすぐそばに夏山登山道の入り口があります。
まだまだ薄暗い登山道をゆっくり登る。
すぐにブナに覆われた美しい森に入る。
前回は夜中だったし、イマイチこの山の美しさに気付かなかったけど、さすが西日本最大のブナの原生林と言われるだけのことはある。
今回は堪能出来ました。
登山道はあいかわらず木の木段が続くけど、今回は全然苦にならない。
これでも一応前回登ってから8年余り色々経験積んだからかね?
むしろ楽しめてる自分がいた。
紅葉にはまだまだ早いとおもってたけど、チラホラと色づき始めた木々も出てきた。
のんびり登って5合目。
赤く色づいた小さい秋達。
そして6合目。
6合目には避難小屋(と言っても押入れぐらいの広さしかないのだが…)があって、携帯トイレブースもあり休憩にちょうどいい場所。
しかし、天気は相変わらず真っ白のガス模様。
ここで、しばらく休憩を取ることに。
というのも、昨年四国の東赤石山で知り合った岡山の女性Hさんと待ち合わせてたので。
Hさんとはその後も登山情報交換しあってたのだけど、今回の四国縦走の情報も色々聞いてて、中止にして大山に向かっていると連絡したら、ちょうど彼女も大山に行くつもりだったと。
到着してしばらく待つと登って来られたので、ここからは行動を共にします。
Hさんはこの3日後に後立山連峰の五竜岳に行くらしく、足慣らしに大山に登ることにしたらしいです。
彼女は雪の大山や雪の石鎚にも登ってるので、今度は雪の日の大山に案内してもらおうかな。
山頂周辺は木道歩き。
この木道地味にダルいんだけど、おしゃべりしてたらいつのまにか山頂小屋に到着してた。
小屋で荷物デポして山頂までひと歩き。
しかし、またもや真っ白の山頂。
もはや山頂の景色ではお約束になってきたな…
このままガスが晴れるのを待ってても寒いだけだし、焦って下りる必要もないので小屋に戻って昼食にする事にした。
山頂間近に小屋があるのは助かるね。
昼食後もう一度山頂に戻ると相変わらずガスに包まれてたけど、たまに明るくなりそうな気配が出てきた。
そして、しばらく待ってると剣ヶ峰方面の景色が現れてきた!
これはナイスなシチュエーション。
いやぁかっこいいね!
山頂はここ弥山という事になってるんどけど、最高点はあの先の剣ヶ峰。
ここから先は登山道が崩壊して切れ落ちた稜線が続くので立ち入り禁止になってる。
しかし、自己責任でロープ越えて行く人はけっこういる。
うーん、その気持ち分からんでもないな。
やっぱりあの稜線見たら歩きたくなるもんな。
という訳で、ロープ越えて少しだけ近づいてみた。
うぅ…行ってみたい。
行けなくはないけど、やっぱり行くにしてもそれなりに心づもりを持って行かないとな。また次回だな。
弥山に戻る。
この後またガスに包まれたけど、なかなか良いもの見れた。
下山は石室を廻って帰る事に。
天然記念物のダイセンキャラボクの実。
なんかプラスチックの作り物に見えるけど触ったらプニプニ柔らかかった。
下山中は溜まってたガスも取れて視界良好。大山の広大な風景を満喫出来た。
そして北壁と三鈷峰の姿が!
今度はユートピアルートを歩きたいなぁ。
下山は行者谷ルート、元谷方面へ。
ここから北壁がドーン!見えれるはずだったが…
このルートは夏山登山道と違って巨木が沢山あって、個人的にかなり好み。
ユートピアルートへはこの森を登って行く。
そして、大山寺に到着して下山完了。
温泉に入って帰るというHさんと別れ帰路に着いた。
8年ぶりに訪れた大山。
なんでこんなに時間が経ってしまったのか?というぐらいに素晴らしい山だと気付いた山行だった。
青空には恵まれなかったけど、楽しく歩けたし何と言っても剣ヶ峰のあの高貴な姿に魅了された。
剣ヶ峰だけでなく、槍ヶ峰やなど魅力あるピークが沢山あるのでいつか歩いてみたいし、大山の周りの烏ヶ山とかも登ってみたいし、いつか鳥取の山々を歩いてみたいなと思う山行でした。