小休憩は?

趣味の登山や自転車、週末の出来事などぶつくさ書きます。

3年ぶりに祖母山へ

10月は紅葉シーズンの始まり。
この季節はとにかくソワソワしていかん。
というわけで、もう1度何処か遠征に行きたくて計画を練ったのは上信越地方の山。


南アルプスから帰ってから何故かこの2つの山が頭に浮かんで離れない。
これが山に呼ばれるということなのかと勝手に思い込み、計画はどんどん加速していきました。

しかし、日程が近づくとまたもや台風がやってきた。
どうしようかと動向をチェックする毎日でしたが、どうやらタイミングは外れそうだと安心したのもつかの間、台風が去った後の天気の方が悪くなりピンポイントで日程と重なってしまった。
泣く泣くキャンセルして途方にくれる始末。
どうやら勘違いだったようです。

じゃあどっか別の場所を探ってると、そういえば今は福岡に住む山友のYさんが祖母山と傾山に登りに行くと言ってた事を思い出した。Yさんは初の祖母山。
これはぜひ同行せねばと行き先決定!

土曜日休む予定だったけど、キャンセルして仕事出て終わると同時に九州に向けて車を走らせました。東九州道が開通したおかげであっという間にいつもの宿の「道の駅原尻の滝」に到着。
一杯やってさっさと就寝。




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朝目覚めると、前の日から降っていた雨はいくぶん弱まったものの、まだまだ止む気配はなさそう。
まあ、もとより雨に打たれて歩く覚悟だったので焦らず登山口に向けて車走らせました。

尾平登山口の手前約900mで通行止めになってたので、そこでYさんと合流して歩き始めた。
Yさんとは3月以来の再会だ。
久々にフルレイン装備で歩き始める。

尾平より宮原へは尾根コースで向かおうとすると、渡渉箇所がけっこう増水してて渡れそうにないので、林道コースで登ることにしました。




霧に煙る登山道をもくもくと歩く。




ヒメシャラの美しい肌も雨に濡れて艶やか。




Yさんも初の祖母山の激しい道に悪戦苦闘中。




これこれ!この感じが祖母山って感じと1人で心浮かれてました。








一向に天気が回復しないまま馬の背に到着。




ここから祖母山の姿が拝めるのになぁと思いながら、まだ追いつかないYさんを待ちながら小休憩してると、追いついてきたYさんが現れると同時に何ともドラマチックな感じで一気にガスが晴れてきた!
さすがYさんの晴れ男パワー健在!







雲海に浮かぶ九重の姿も。




ここからはあとひと登り。
3年ぶりに祖母山の山頂に到着。




天狗岩方面の縦走路。




さっきまでの天気が嘘のような青空!




カップラーメンと鶏めし弁当と珈琲を楽しんで下山開始。
個人的に祖母山はかなりの思い入れがある山なので、名残惜しい….




紅葉はまだまだやね~




下山はとにかくひたすら下るのみ。













午後4時半登山口に戻ってきました。




帰りの道中朝見えなかった傾山の姿が。
ちなみに、祖母山でお腹いっぱいになった2人は翌日傾山は中止して帰ることにしました。




下山後は前の日にも入った「月のしずく」の温泉へ。
ていうか、祖母山登りに来るときはいつもここ。
広いし、安いし、7年前からお気に入りなのです。




この日は前日と違って雨は降ってないので、車の外に椅子とテーブル出して1人打ち上げしてたけど、寒いし、なんか寂しいし、缶ビール2本飲んだだけで早々に就寝…


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そして、原尻の滝で朝を迎えるとこの日は何とも爽やかな朝。
この道の駅は泊まる人も少ないし、のどかな風景で何とも癒される、個人的に凄く思い入れのある大切な場所。
いったいここで何泊した事か。



















朝のお散歩を終え、竹田市内の宿に泊まってたYさんと再び合流してせっかくなので、岡城址に観光しに行くことにした。
何気に竹田市には幾度となく訪れてるけど、観光なんて初めて。
たまにはのんびりしないといかんね。













城址思った以上に広くてなかなか良い雰囲気でした。
晴れてれば祖母傾国定公園や九重、阿蘇も綺麗に見えるのだけど、また今度ね。




そうして、急遽決めた久しぶりの祖母山は雨にも降られたけど、初めて余裕を持って祖母山を登れた気がした。
道は悪いし、めちゃくちゃ急だし、キツイけどやっぱり何か惹かれるものがあるのよね。

今回はピストンになってしまったけど、やっぱり祖母山の魅力は縦走路にあると思ってるので、次は久々縦走で歩きたいね。

帰り際の別府湾サービスエリアにいたアサギマダラをパチリ。